先にお伝えしたとおり今年度は2名が受給者として決まりましたが、お二人ともコロナ禍のため留学を断念され、奨学金の受給を辞退されました。しかし、関係者の間で協議した結果、今回はコロナ禍により辞退を余儀なくされたと判断し、来年度ご本人が留学を希望されれば、審査・選考なしで奨学金を支給することといたしました。なお、来年度は例年どおり公募を実施する予定です。
2019年10月、インダス会の総会が行われ、会報26号が配布されました。
字幕翻訳家の松岡環さんがインタビューに応じてくれたほか、南アジアで活躍された卒業生や、留学を経験された学生の方々からも原稿が寄せられました。
目次は下記の通りです。
<インダス会会報26号 目次>
・会長より(小室洋三) ◎特集 外大での経験、どう活きた? ・語学の勉強」からインド映画の世界へ 字幕翻訳家 松岡環さんインタビュー (聞き手・金子淳) ・ヒンディー語で切り拓いたインド生活(玉川裕貴) ・今もつながるインドの「ご縁」( 岩見弥生) ・南アジアを学ぶ学生たちへ(高司翔一郎) ・現地語で切り抜けた労働争議(内田祥夫) ・大学から世界と社会へ(石井由実子) ・ヒンディー語科からインド音楽の世界へ(井上春緒) ・イラン、そしてイスラーム世界に今もどっぷり(景山咲子) ◎留学報告 ・八カ月の交流 異文化理解のきっかけに(李倫枝) ・旅行や習い事で多様性を実感(渡辺萌木) ◎会員からの寄稿 ・戦時下のイラン駐在(毛利悟) ・『寂聴源氏』を編集担当するに至った経緯(芳賀明夫) ◎研究室から ・大学研究室からの報告( 藤井毅) ・近況のご報告(水野善文) ・そしてまたこの一年 ~ベンガルを巡って~(丹羽京子) ・映画「マントー」の上映を終えて(萬宮健策)